年々減っているカルシウム摂取量

2014年12月9日、厚生労働省から平成25年国民健康・栄養調査概要が発表されました。
カルシウムイオン.comでは皆さんにカルシウム摂取の大切さをお伝えしてきました。そこで、今回は平成17年からのカルシウム摂取量の変化を見てみましょう。

下記のグラフをご覧頂くと、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2015年版)」中で推奨量とされている600~1,000mg*に満たないばかりではなく、年々減っていることがわかります。平成17年の値と比較すると、比較的にカルシウムを多く摂取している年齢層でも10%以上減っています。

 

 

男女別を見ると、女性は男性と比較して明らかにカルシウムの摂取量が少なく、最大骨量の年齢である20代〜30代後半までにカルシウムをたくさん蓄えることが難しくなります。(詳細は弊サイトのトピックス『女性の骨粗鬆症とカルシウム』をご参照下さい。)

 

 

カルシウムの摂取量を増やすためには、毎日意識的にカルシウムやビタミンDの多い食事を摂るように心がけるのはもちろんの事、サプリメントやカルシウム強化された飲料なども積極的に利用し、将来的にカルシウム不足が原因で発症する疾病リスクの低減に努めましょう。

参考:厚生労働省 平成25年国民健康・栄養調査概要http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000067890.html

*性別年齢により異なります。詳しくは「日本人の食事摂取基準(2015年版)」をご参照下さい。